寛解導入② 42日目 グランの投与

白血球は1520! ただ、好中球が2%しかない。つまり、30。
少なすぎだろ・・・。

夕方の主治医の先生の回診にて、「グランを1回投与する」と伝えられてしまった。
とうとう、話が出てしまったか。
なかなか好中球が上がってこないから、しょうがないよな。このままだと、次の治療にもいけないし。
先生に、「白血病細胞を刺激して、増やしてしまう可能性はありますか?」と聞いたところ、
「可能性としては、0%ではないけど、1%にも満たない。骨髄の中には白血病細胞は、無いという見込みのもと、投与します。」
との返事だった。

僕も嫁も、自力で上げたい意向を示してきたが、もう、主治医の先生を信じるしかないよね。

その後、薬剤師さんが来たので、同じ質問をぶつけてみたところ、
僕のように、骨髄性の患者には、グランは投与しないのが普通らしい。リンパ性の患者には積極的に投与するけど。
白血病細胞を刺激してしまうかは、ほんとに賭け、ということでした。

でも、もう信じよう。
きっと大丈夫。

そして、グランを投与するのであった。

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