清水エスパルス 村田和哉

僕は、昔から大のサッカー好き。
子供の頃からスペイン代表(永遠の優勝候補なんて言われていた時から)、リーグではリーガ・エスパニョーラを追いかけてて、その中でもRAULが好きでした。
Jリーグでは、清水エスパルスが好きで、Jリーグ開幕時から応援しているチーム。

そのエスパルスが、今シーズン、残留争いに巻き込まれている。
7月にゴトビ監督を解任、後任にレジェンドの大榎氏を抜擢したが、状況は上向いていない。

病院でエスパルスの試合を見るのは、僕の楽しみの一つ。それに大好きなエスパルスは、J2に落ちて欲しくない。
だから今いる選手たちには、とにかく頑張って欲しいと思っていた。

入院してから
セレッソ大阪戦(H)・アルビレックス新潟戦(H)・川崎フロンターレ戦(A)
を見ていたんだけど、その中で僕の心に “グッ”っときた選手がいた。

清水エスパルス 22番 村田和哉選手

残留のためには、とても大事なこの3戦で、彼は大車輪の活躍を見せた。
それも、スタメン出場ではなく、途中交代、さらに言えば、後半40分ぐらいからの途中交代で。
それは、サッカー用語で言えば、スーパーサブ。

画面越しに、タッチラインで彼がピッチに入る前の背中を見ていて、この選手なら何かやってくれる、そう感じていた。
それは、彼から出ていた、“気”なんだと思う。

そしてプレーしている時に、
彼から伝わってくる、“最後まで諦めない”という気持ち。“絶対に逆転する”と信じる気持ち。
彼が入ってプレーすると同時に、チーム全体が一斉に勢いづく。

そんな彼に、僕は魅了されていた。
今、白血病という難敵と戦っている僕に、勇気を与えてくれた。
「最後まで諦めちゃいけない」
「気持ちを強く、勝つと信じていれば、絶対に乗り越えられる」
村田選手から、画面越しに励まされている自分がいた。

この3戦、エスパルスにとっても、残留に向けてとても大きな勝利だったと思う。
でも、僕自身にとっても、これからの治療に向けて、非常に大きな出来事だった。

清水エスパルス 村田選手へ

心からありがとう。

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