入院5日目~白血病とは①~

目が覚めて、もう昨日の泣いた自分はいないと確信。
気持ちを切り替えれている。

こうなれば、今やるべきことは何か。整理が必要なんだと思う。

職場への連絡
白血病はどんな病気なのか?
抗がん剤による副作用はどんなか?
とにかく整理してみよう。

相手のことを知らないでどう戦う?

調べるしかない。

急性骨髄性白血病は、知ってのとおり血液のがん。
血液は、人間の骨髄の中で、種のような細胞→未熟な細胞→成熟した血球(白血球・赤血球・血小板)へと姿を変えていく。
この過程の中で、未熟な細胞が、ガン化(芽球)していってしまうらしい。(成熟したら「リンパ球」になるであろう細胞ががん化した場合は急性リンパ性白血病。)
ガン化した細胞(芽球)は、骨髄の中で異常に増えていくため、正常な血液が造れなくなる。
だから、僕が倒れた時に、血小板と赤血球がめちゃくちゃ少なかったことに納得。赤血球が少なくなれば、貧血をおこしやすいし、血小板が少なければ血がとまりにくいから内出血が多くなる。白血球(白血球の中の好中球の役割)の役割である細菌を殺すという役割が果たせなくなるから、ちょっとしたことで、微熱が続く。

じゃあ、こうなった原因は何なのか?

原因は、解明されていない。研究では、放射線や抗がん剤などの化学物質が原因と考えられる症例もある、とのこと・・・。

愕然とした。原因が解明されていないなら予防のしようもない。
健全な生活を送っていても発症する可能性があるということ。
要は、運。
宝くじで1等あたるぐらいの確率なのかもしれない。
それに、当たってしまったということ・・・。

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