検査結果(WT1mRNA検査)

12月21日に今年最後の外来でした。2か月ぶりです。

僕は退院してからの外来時に、通常の血液(白血球や赤血球等の数値)の検査のほか、毎回WT1mRNA検査を行っています。
WT1とは、細胞の増殖に関係するがん遺伝子のこと。
白血病ではこのWT1が多く作られるようですが、正常な末梢血や骨髄ではほとんど発見されないので、もし外来時の検査でこれが検出されたり、増えてきたりしていれば再発が疑われることになります。
つまり、再発の早期発見にもつながるということになります。
僕の病院の場合、この検査結果はその日には出ないので、基本は次回の外来時に結果を聞くことになります。
つまり、WT1mRNA検査については、今回の外来で“前回の”結果を知ることになります。
結果が、こちら。

今まで、このWT1mRNA検査、さらには骨髄検査は何も異常なかったものが、今回初めて基準値を上回りました。
基準値は、5×10の1乗以下、つまり50(コピー)以下なら問題なし。今回は、6.6×10の1乗、つまり66(コピー)。
もちろん、基準値を上回ったからすぐに再発というわけではありません。
先生からは、「たぶん大丈夫だろうけど、増えてくるようなら骨髄の中を調べてみましょう。結果が気になるようなら、28日には結果が出るので電話で教えます」と言われ、病院を後にしました。

その後、WT1についてネットで調べてみると、確かに増減を繰り返している方も多く、感染症の時に上がることもあるという情報も。
そういえば前回の外来時、風邪ひいてたなぁと思いながら、28日を待ちました。

迎えた28日、仕事納めの日。
病院に電話。

「異常なし。まったく問題ありませんでした」と、先生から。

今回も無事、乗り越えることができました。

きっと今回の基準値超えは、「2年5か月経ったけど、最近気が抜けてるぞ」という警告だったのかもしれませんね。
来月で2年半。折り返しになります。
気を抜かず、油断せず、一歩一歩進んでいきましょう。

今年も、元気に乗り越えました。

ありがとうございました!!

 

信じて投げて打たれるのはいい。
信じて投げて打たれたのなら、それは結果。
一番いけないのは、やる前から打たれたらどうしようと考えること。
- 落合博満 -

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