寛解導入 38日目 マルクの結果

血液の数値が、正常値に近づいてきたため、昼に2回目の骨髄検査を行った。

夕方、母・父・嫁・兄とともに、主治医の先生から、先週やったマルク(骨髄検査)の結果を踏まえ、今後の治療方針等について、説明があった。
まず、結果だけど、5%程度、白血病細胞が残ってしまっているらしい。
一昔の定義であれば、寛解ではあるとのこと。

しかし、主治医の先生としては、できれば0%であってほしかったとのことであり、現代の定義では、寛解とは言えないっぽい。

JALSGの採点方法に基づくと、1回目の寛解導入療法で血液学的に寛解の状態にできなかった場合は、マイナス1点となるらしい。
このため、移植の話を提案された。あくまで移植の準備を進めておきましょう、ということ。
要は、もしこの先、移植が必要な状況になったとして、その時点から移植の準備にとりかかると半年はかかってしまうから。

とり急ぎは、兄弟の白血球の型(HLA型)を調べることになった。
僕には、兄が2人いる。
だから、必ずどちらか、合致してくれるはず。
兄弟で白血球の型が合致する確率は、4分の1。
兄との型が合えば、移植するのに半年もかかることはなくなる。

次の治療に進む前に、外泊か一時退院のどちらか許可されたため、一時退院を選択した。
そしたら、今日、もう退院していいですよ、ということだったので、急きょ、一時退院することに!!

次の入院は、11月10日。
急いで、退院の準備をして、退院。
いよいよ、外にでられる。1か月半ぶりだぁ!!

やっぱり、外の空気は良いねぇ・・・。
車も久しぶり。車から見る景色に、何か感動。
白血病になる前は、当たり前の景色だったんだけどさ。

そして、久しぶりに家!!やっぱり、家は最高だな・・・。
毎日、仕事して家帰ってきて、当たり前に過ごしていた家・・・
ありがたいよね。
貴重な空間。

そして家の料理、めちゃくちゃ美味しい。

今日は、家での時間を満喫しよう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました