イチロー選手、あなたには感謝しかない。
闘病している時、イチロー選手のコトバに何度勇気づけられたか。
このブログでも再三取り上げてきた。
それぐらい、私をはじめ闘病者のみならず、様々な方々に、イチロー選手のコトバは響いているとおもう。
自分と向き合い努力し続けてきた方。天才なんて言葉は簡単に使ってはいけないと思う。イチロー選手にそのコトバを使うのであれば、「努力の天才」なのではないだろか。
闘病者は、告知された時点で、壁がやってくる。
そんな時にイチロー選手のコトバがまず響く。
「壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている。」
「逆風は嫌いではなく、ありがたい。どんなことも、逆風がなければ次のステップにいけないから。」
若くして白血病という大病を経験できる、抗がん剤がどんなものかを体験できる、これはチャンスとも捉えられる。私が、病は気からの動画でも伝えていたものは、イチロー選手のそれら言葉にも影響を受けている。
白血病治療中は、1回の治療で、無菌病棟や無菌室という閉鎖的な空間に約1か月ほど入らなくてはいけない。そこから出られるようになるには、白血球(好中球)が上昇し、免疫が上がってこなくてはいけない。2日に1回ほど行われる血液検査で、なかなか上昇してこない白血球に、くじけそうになったり、またかと考えてしまうこともある。そんなとき、イチロー選手の
「少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大事。」
「打てない時期にこそ、勇気を持ってなるべくバットから離れるべきです。勇気を持ってバットから離れないと、もっと怖くなるときがあります。そういう時期にどうやって気分転換をするかは、すごく大事なことです。」
という言葉に救われる。
日本での1,000本安打達成、阪神大震災でイチロー選手に勇気づけられた方は本当に多かったと思う。
その後も、日米通算2,000本安打、3,000本安打、4,000本安打達成とメジャーリーグで、19年も活躍してこれたのは、それだけストイックに自分と向き合い努力し続けてきたからだと思う。継続することがまず本当に大変なことだし、結果が少しでもでなければ叩かれることもある、それだけ気持ち的にも強くなくてはならない。イチロー選手はそれを体現してきた方。
そんなイチロー選手の姿に、私は救われてきた。冒頭にも書いた通り、私だけではなく、闘病者はじめ多くの方々も同じだと思う。
今まで本当にお疲れ様でした。
そして、本当にありがとうございました。
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