地固め③ 7日目 隣の患者さん

今日は、隣の患者のお話。(ちなみに今回は、個室ではなく、2人部屋)

僕は、個室の機会は1度しかなくて、ほぼ2人部屋だったため、その分、患者さんとお話する機会はすごく多かった。
僕自身、人と話すことが好きだし、明るい性格であるため、患者さんとは、けっこう仲良くなる。年齢問わずね。

でもね、今回の人は、ちょっと今までとは違う。
あまり人のことを悪く言いたくはない。人のことを悪く言ったり、自分にとってマイナスのことを口に出すと、引き寄せがなくなるって聞いたこともあるし、良い流れを呼びこみたいしね。

ただ、何というか、今回のお隣の患者さんは、かなりのマイナス思考の方なんですね。
とにかくすごい。

朝夕の先生の回診、看護師さんの検温(1日4回)の度に、かなりマイナスな発言を連発する。
かなりきつい口調で看護師さんたちにあたったりもする。

患者さんたちには、それぞれ事情も確かにあるとは思う。
みんながみんな、僕のように、前向きな考えであるわけはない。人それぞれだとは思う。
治療に対する不安や辛さを口にすることは、大事なことではあるし、溜めこむ方が体にはよくないとは思う。

でも、2人部屋という空間の中で、毎回のように、マイナスな発言を聞いていると、こっちまで飲み込まれそうになる。
マイナスとプラスをいくら掛けても、マイナスにしかならないでしょ。
いくら僕が、どれだけプラス思考でも、相手が常にマイナス思考なら、それはマイナスにしかならないわけで、つまり、飲み込まれてしまうんだよね。
飲み込まれるのだけは、絶対に避けなきゃいけない。
僕にとっては、最後の治療だから。

それと、このマイナス思考以外にも、色々とあって・・・
就寝時間を守らなすぎる。
僕の病院は、22時就寝なんだけどね、まず22時に歯磨きとか寝る支度を始めるんだよね。
他の2人部屋の方々は、みんな電気を消している中。
個室なら誰にも迷惑はかけないし、それでも良いと思う。
でも、2人部屋で相手がいることなんだから、そこはしっかりしなきゃいけないんじゃないの?
22時には、寝る支度が整ってるのが、マナーってもんでしょ。

それから、歯磨きとか寝る支度を整え終わったら、普通にパソコンしだすんだよね。
電気は、1番明るい状態にして。
キーボード叩く音でうるさいし。
ありえないでしょ?

そりゃ、22時に寝れない人なんて多いと思うよ。でも、2人部屋なんだから、相手のことを考えろよ、と。
寝れなくてもパソコンはやらないで、スマホで調べものをするとか、電機は小さい状態にする、とか。
個室じゃないんだからさ。

実は、今回入院してから、ずっとこのような状況でした。
これを僕が治療を終えるまでずっとっていうのは、きついと思って、看護師さんにも初めて、隣の患者さんのことで相談しました。
看護師さんたちも感じてはいたようで、就寝時間の件については、すぐに言ってくれました。

と、入院してから色々あった中で、何と、今日、隣の患者さんが急きょ、一時退院になり、解決しました。
ほんとは外泊予定だったから、ずっと同じ部屋なんだなって、諦めてたんだけど、まさかの展開。
僕には、まだまだ運があるらしい。
とにかく、本当に良かった・・・。

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