完全退院!

とうとうこの日が来ました。

思えば入院したのが、9月中旬、それから一時退院とかはあったけど、約9か月。
長かったのか、短かったのかは、正直わからない。
白血球の上がりが遅いときは、長いなぁなんて感じる。でも各クール治療が終わったときは、1か月早かったなぁなんて思う。
でも、とうとうこの日がって思ったってことは、それだけの治療だったということは間違いないよね。
特に、今回の治療は一段と思い入れが強い。僕は乗り越えたんだ!って、いつも以上に思えるから。

今まで生きてきて、辛いなぁとか、怪我したら痛いなんて思ったことはもちろんあったけど、それらが軽く思えるぐらいだね。
あっ!でも1個あったね、これに匹敵するぐらい乗り越えたって思えることが。幼稚園の時に交通事故で、死にかけた時だね。覚悟してくださいって親が言われてたぐらいの出来事だから。今回の白血病、さらには敗血症ショックといい、何て親不幸な子なんだろうか(笑)

振り返ると、感謝しかないよね。
嫁への感謝、家族への感謝、友人たちへの感謝、村田選手
主治医の先生方、看護師さん、看護助手さん、臨床心理士さん、薬剤師さん、栄養士さん、調理師さん、清掃員さん、口腔外科の先生、歯科衛生士さん、
同じ病で共に戦っていた患者さん
強い抗がん剤に耐えてくれた僕の体
そして、何より、片道1時間の山道にも関わらず、毎日面会に来て支え続けてくれた嫁

本当にありがとうございました。
ここまで来れたのは、皆さんのおかげです。
必ず、5年間を乗り越え完治させます。
完治の報告をすることが、最高の御返しだと思っています。

物語は
ここから始まるのだ。
– 手塚治虫 –

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