地固め③ 36日目 敗血症ショック時のメンタル

敗血症ショックにかかった僕の状態が、いかにやばい状態だったかは以前書いたとおりです。
今日は、その時のメンタル、つまり自分の気持ちのお話をしたいと思います。
先生から「正念場です」と言われ、敗血症ショックのあらゆる症状が出ていた時、普通であれば、苦しさで弱気になったり、死を意識したり、とにかくマイナス思考が襲ってくるんだと思う。
でも、僕は違いました。
確かに、苦しかったですよ。とってもとっても。
でも、その時に僕が常に心に思っていたことは、

嫁のためにも、家族のためにも、友人たちのためにも、この感染症に勝つんだ。
まだまだ、この先やりたいことたくさんある、こんなところでくたばってたまるか。
俺は負けない、負けるわけがない。
頑張ってくれている臓器たち、ありがとう。

このように、とにかく強い気持ちで、プラスなことしか考えなかった。
嫁や家族、そして応援してくれている友人一人ひとりの顔を、思い浮かべていた。
みんなへの感謝を忘れないように、ありがとうというコトバを心の中で言っていた。

今まで治療を前向きにやってきていたことが、より活きたと思う。
その過程の中で、村田選手と出会い、気持ちの大切さを教えてもらったことも、今回は特に大きかった。

僕が、敗血症ショックを乗り越えることができたのは、こういう気持ちを持っていたからだと思う。

今、苦しい状況に陥っている人がいたら、伝えたい。
どんなつらい状況に陥っても、絶対に諦めちゃいけない。
気持ちを強く、良いイメージを持っていれば、状況は必ず好転する。
この経験は、必ず自分を強くする。だから、良い経験だと思え。、
神様は、乗り越えられる試練しか与えない。きっと、こいつならこの試練を乗り越えられると、あなたのことを神様が選んだんだから、あなたは乗り越えられる人間なんだ。

僕の経験が、このブログを読んでくれた人に力を与えられたら嬉しいです。

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