一時退院（または外泊）の必要性

入院したての頃、実は「一時退院とか要らない（しなくていい）から、どんどん治療を進めて出来る限り早く完全に退院したい」と、そんな風に思っていた自分がいました。入院して、まだ治療が開始される前の頃ですね。

でも治療を開始してみると、そんな心境があっという間に変わりました（笑）
一時退院でも良いから、早く外に出たい、リフレッシュしたいと。

無菌病棟あるいは無菌室という閉鎖された空間、友達と面会できればまだ多少は違うのかもしれませんが、私の病院は面会は家族までという制限もあってできず、そういった部分からくる精神的なストレスがあったり、それ以外にも治療中というのは楽しんで過ごせていると思ってても何らかしらストレスを体は感じているのでしょうね。輸液ポンプとともに移動するのも不自由さがあってそれがストレスになっていたりと。

そんなこんなで、一時退院なんか良いからどんどん治療してくれなんて、意気揚々と言ってた自分は、あっという間に、早く一時退院したいと思うようになってました（笑）

でも、きっと一時退院とか無しで治療を続けるようなことがあったとしても、私の場合は良い結果は得られなかっただろうなって思います。一時退院して、家に帰れたこと、そしてそこで真に心が安らいで、気持ちをリフレッシュできたこと、そこからまた治療を頑張ろうと思えたこと、このように身も心もリフレッシュして再び治療に臨むからこそ良い結果が得られたのかなって今では思います。一時退院中は、禁止事項以外はとことん満喫するようにしました。食べたいものも禁止のものを除いて食べたいものたべたり（笑）ここまで満喫したんだ、次も頑張ろうって思って。

もちろん一時退院することによって、再入院前日とかはすごい嫌な気持ちにはなるんですけどね（笑）

もし、私と同じように入院直後は、どんどん治療を進めてほしいと思う方がいたら、少し参考にしてください。

一時退院してリフレッシュすること、これはとっても重要です。