退院してから半年が経過。
退院後の経過は、良好。今のところ、順調に来ています。
ただ、血小板の数値が、なかなか基準値まであがらない。そこだけかな。
さて、表題について、僕の思うところを書きます。
「あなたの白血病の型は、5年生存率○○%です。」
「再発率は、○○%です。」
などのコトバ。
何かしらの病気と闘っている人は、良く目にしたり耳にしたりするコトバだと思う。
病気という観点のみならず、確率論というものは、常日頃僕らの身の回りに存在しているものだと思う。
これら数字(○○%)が、人間の心理に与える影響って、かなり大きい。(全ての人に当てはまるわけではないけどね)
①試験で80%の合格率と聞いて、合格率の高さに自信を深められる人。つまりプラスに物事を考えられる人。
②確率の高さ故に、その80%に漏れたらどうしようと考える人もいる。つまりマイナスに物事を考えてしまう人。
病気のことで言えば、
病気の再発率が80%ですと聞けば、その高さに不安をもつ人は多いだろうし、中には、だったらその80%にならないようにしてみせると、その確率の高さをモチベーションに変えられる人もいる。再発率が20%と聞けば、低いことをプラスに考えられる人はいるし、逆に再発率は0ではないんだとマイナスに考えてしまう人がいる。
いずれにおいても、注意が必要なのは、数字を気にしてマイナスに考えてしまうタイプの方。
そんな方へ。
数字ばかりが自分の頭を巡って、マイナスに考えてしまいそうになった時は、こう考えてみてみください。
『自分にとっては、1か0なんだ』
今書いてきたように、数字を気にされる方の場合、その数字が尾を引き、気持ちが凹んだり、その時点で気持ちが負けそうになったりする時ってきっとあると思います。確かに、しっかり統計をとった上で出している数値だろうし、しっかりと年齢別の統計なんかもあったりして、その数値の信憑性は高いとは思う。
でもね、再発率が高かろうが再発しない人はしないし、逆に再発率が低くても再発する人はする。
どうなるかなんてわからない。
そんな数字を気にして過ごしてたら、何も良いことは無いし、気が狂ってしまう。
自分にとっては、あくまで再発するかしない、つまり1か0のどちらかなんです。
でも面白いもので、数字が小さいもの同士(1or0)の比較になると、1に頭が向く人って多いと思うんだよね。1か0だったら、1に残ってやるわ!みたいなね。80%?高いなじゃなくて、1か0。
極端な考え方と言われるかもしれないけど、数字を気にしてマイナスに考えてしまうなら、こういう極端な考え方も大事なんだと思う。
僕はプラス思考な人間なので、マイナスに考えることはあまりないけど、マイナス思考で数字を気にされる人がいる場合は、今いったような考え方をしてみると、少しは気持ちが楽になるかなと思う。
試してみてください。
コメント
初めて書き込みさせていただきます。
いつも参考にさせていただいてます。
1か0かの考え方、とても元気をもらえました。
数字の大小に、心理的にとても影響されてしまいますが、元気もらえました。
ありがとうございます。
はじめまして。
私は、ただいま白血病の治療中をしています。
病気と闘うために、色々調べようと思ってネットを見ていたらたどり着きました。
数字に対する考え方もですが、前向きなコトバがたくさん書いてあって、本当に勇気をもらえました。
ありがとうございます。
また見に来て、元気もらいます。
eri-i 様
見ていただきありがとうございます。
返信が大変遅くなり、すいません。
気持ちをポジティブに行きましょう!
tama 様
見ていただきありがとうございます。
返信が大変遅くなり、すいません。
全ては自分がどう捉えるか、だと思います!頑張りましょうね!
私は本人の妻ですが、主人がブログを拝見し、私に紹介してくれました一昨年、悪性リンパ腫→白血病…今年三月さい帯血骨髄移植しました。現在2週間一度通院しています。検査データーは正常値の3分のⅠ位ですが、先生は歳(70才)の割にはOKと…朝夕の散歩、好きな野菜作りも楽しんでます感染が心配ですが、好きなようにしてもらってます\(^-^)/
欲しいもの食べ、好きなことをし、行きたい所に行ってます今日も無事に過ごせて、感謝 感謝 ❗ありがとうと…互いに言い合い床につきますポジティブな言葉ありがとうございました
田中 英子
田中 様
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。嬉しいです。
田中様が毎日、田中様らしい日々を送れていること、私も嬉しく思います。
私も応援しています。
常に感謝の気持ちを持ってお互い過ごしていきましょうね。
また、コメントしてくださいね(^^)