【勝ちグセ脳とは】3つの脳力・成信力、苦楽力、他喜力を使うことで流れが変わる

5年目

病は気から

前回のブログでは、白血病を始め癌などで闘病するという”人生の重要な局面”に対し、自分がどう捉えるかの重要性について書きました。

前回のブログは、こちらから→ 【道なき未知を進め】癌の闘病など人生の重要な局面に対し、自分がどう捉えるか

これまでのブログの中で、闘病時に必要なメンタルのキーワードとして挙げたのがこの5つです。

1 気持ちの切り替え・捉え方 → 記事はこちら

2 全ては(自分が)どう捉えるか → 記事は、上記の前回のブログ

3 確率論の考え方 → 記事はこちら

4 勝ちグセ脳をつくるための3つの脳力 →今回はこれについて書いてます。

5 コトバ・イメージ・感謝

 

これまでも繰り返し書いてきましたが、病は気からというコトバが、まさにそのとおりであると私は思っています。これまで書いてきた、1 気持ちの切り替え・捉え方」「2 全ては(自分が)どう捉えるか」「3 確率論の考え方」は全てこの病は気からに通じているものです。

そして、これも繰り返しとなりますが、この病は気から、すなわち、気持ちについては、闘病だけのことではなく、仕事においても、プライベートにおいても、スポーツにおいても重要なことですので、意識して読んでいただければと思います。

 

病気から繋がった縁、勝ちグセ脳を教えてくれたJリーガー村田選手

そもそも、勝ちグゼ脳とは何だろうという話に入る前に、そのきっかけをくれた一人のプロサッカー選手との出会いについて、少し触れておきます。

詳細については、過去のブログもごらんください → 村田和哉選手

勝ちグセ脳については、闘病中に出会った、当時、サッカーJ1清水エスパルスの村田選手から教わりました。

私は昔からサッカーが好きで、静岡出身ということもあり、その中でもJリーグでは、清水エスパルスのファンでした。

闘病中も、何度か清水エスパルスの試合が生中継されていたので見ていた時のこと、後半から出場してきては、アシストやゴールを決める村田選手に私の目がとまりました。所謂、サッカー用語でいうスーパーサブというやつです。当時、J1への残留争いという逆境のなか、どうしてこんなにもこの人は勝負強いんだろうとすごく胸を打たれました。

自然と私は鉛筆を手にとり、人生で1度も書いたこともないファンレターを書き、送っていました。それをきっかけに、彼との交流が始まり、何と村田選手が何度か病院にもお見舞いに来てくれました。

勝ちグセ脳を知るきっかけとなったのは、まさにその時で、村田選手から教わりました。村田選手もメンタルトーニングを株式会社サンリさんで行っているとのことで、サンリさんからの教えだそうです。

 

勝ちグセ脳とは

教えていただいた内容をそのまま書き起こしていきますね。自分なりに調べてみたこともプラスしています。

人間は、経験を重ねれば重ねるほど、失敗に臆病になり、自分の枠を小さくしたり、限界を作っていってしまうことで、自分の脳に、「私には無理だな、できないな」というのがインプットされて蓄積されていってしまう。その蓄積された記憶のデータから、自分の行動の基準が出来上がっていってしまう。

脳の使い方がわからない人は、できなかった過去の経験・体験を記憶し、自分の枠をさらに小さくしてしまい、目の前の出来事に対して、成功できない反応をしてしまう、つまり負けグセの脳になっていってしまうらしいです。

成功を勝ち取っている人は、この負けグセ脳ではなく、勝ちグセの脳を持っています。
勝ちグセの脳へと変えることで、今までの状況が一転して、結果が出たり、様々な奇跡が起こるようになる。

 

成信力、苦楽力、他喜力

では、負けグセ脳を壊し、勝ちグセ脳をつくるためには、どうすれば良いかということになりますが、標題にも書いた、

①成信力 ②苦楽力 ③他喜力

この3つの脳力を使うことがキーとなります。

①の成信力とは、「将来を思い描き、夢や目標の成功を心から信じる力 」 

②の苦楽力とは、「夢や目標の達成に向け進む中で必ず訪れる、苦難や逆境をワクワク楽しみながらやり遂げる力」

③の他喜力とは、「他人の喜びを自らの力に変える力」

 

 

これら3つの脳力を使えば使うほど勝ちグセ脳がパワーアップしていくということです。

村田選手から教わった私は、これを実践するようにしていました。

敗血症ショックなど、どんな危機的な状況が起ころうが乗り越えられる、絶対生きて、やることリストに書いた自分のやりたいことを実現させると信じ続け(成信力)

この危機的な状況も良い経験になる、これを乗り越えたらすごいぞ、だから楽しんでやれと楽しみ(苦楽力)

無菌室で閉鎖された空間でみんなと会えなかろうが、友人から報告があった結婚しますなどをはじめとした幸せなニュースや、闘病仲間の退院を心から喜び(他喜力)、それを力に変えていきました。

こうして、私の脳も勝ちグせ脳がパワーアップしていったと思います。

また、実は、村田選手と会ったその日は、ちょうど地固め療法1回目の結果が出た時でした。

1回目の寛解導入療法で白血病細胞が全然減らず、2回目の寛解導入療法で、予想以上に白血病細胞が減って、という流れできて、迎えた地固め療法1回目で、また全然減らずという、まさにそこまで結果は良くなかった時でしたので、一瞬気持ちが落ちてしまいそうな時に村田選手が来てくれて、上記のような話をしてくれて、そこから勝ちグセ脳を鍛えるために実践していって、結果が良くなり。敗血症ショックも乗り越えと、本当に流れが変わっていきました。

退院してから5年の治癒を目指す道のりも、変わらず実践していて、5年も残り数か月に迫りました。

皆さんも、勝ちグセ脳にするために実践してみてください。

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